製品案内
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セラクルミン®
世界中の研究者が注目している植物由来の機能性食品素材「クルクミン」。このクルクミンには生体の利用率が低い(吸収されにくい)という課題があります。
セラバリューズはこの課題を克服すべく試行錯誤を重ね、ついに人体への吸収性を約27倍まで高めたクルクミン製剤「セラクルミン®」の開発に成功し、広く世界に供給を開始しました。
ウコンとは
ウコン(秋ウコン)とはショウガ科ウコン属の多年草で、英名ターメリック
(turmeric)として知られています。熱帯アジアで広く栽培されており、
カレー料理などの香辛料として利用されています。
ウコンの伝統的利用
ウコンは、古くからインドのアーユルヴェーダや中国の漢方など
伝統的医学においてその薬効が注目されて利用されたことが知られています。
日本には中国から沖縄(琉球)に伝えられたと考えられており、沖縄では健康素材として、また染料として利用されてきました。現在に至るまで、健康茶や健康食品の原料として幅広く利用されています。
クルクミンとは
クルクミンは、ウコンの根茎に含まれるポリフェノールの1種で、ウコンの主要な活性成分と考えられています。また、鮮やかな黄色を呈するため天然の食用色素として利用されています。
クルクミンには抗炎症作用、抗酸化作用があることが知られており、近年、これらの作用が人々の健康に及ぼす効果について注目され、世界の様々な国の研究機関でクルクミンに関する多くの研究が日々行われています。
吸収性27倍!独自開発した素材セラクルミン®
吸収性27倍!
独自開発した素材セラクルミン®
クルクミンは、体内での吸収性が著しく低いという致命的課題を抱えています。この課題に対してセラバリューズは様々な試作を繰り返し、約27倍の吸収性に到達する独自加工技術(微細化・分散化加工技術)の開発に成功しました。
(特許第5448511号)
クルクミンの「良さ」を効率よく利用できる、それがセラクルミン®なのです。
クルクミンの吸収性を大幅に改善
ヒトでの30㎎の単回投与試験で、セラクルミン®は、一般的なクルクミン粉末との比較で約27倍の吸収性が示されました。
また、ヒトでの90㎎の単回投与試験では、セラクルミン®は、一般的なクルクミン粉末との比較で約42倍の吸収性が示されました。
セラクルミン®の安全性
in vitro試験及びin vivo試験
突然変異を引き起こす作用を細菌で調べる試験、染色体異常を引き起こす作用を培養細胞を用いて調べる試験、及び、生体内での染色体異常を引き起こす作用を調べる試験で、当該製剤の毒性は陰性でした。
ラットに対する13週間反復投与毒性試験で、無毒性量は体重1kgあたり1日当たりクルクミン換算1500㎎と評価されました。
臨床試験
セラクルミン®またはプラセボを、試験実施者と被験者(健常な男女)のいずれもがどちらを摂取しているかわからない状態で、一定期間摂取させました。その結果、長期摂取試験(12週間、毎日1日摂取目安量すなわちクルクミンとして180mgを摂取する試験)及び、過剰摂取試験(4週間、毎日1日摂取目安量の5倍すなわちクルクミンとして900mgを摂取する試験)で臨床での安全性が確認されました。
※横にスクロールできます。
毒性評価 | |||||
試験 | 復帰突然変異試験 | 亜急性毒性試験 | 亜慢性毒性試験 | 染色体異常試験 | 小核試験 |
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試験デザイン | サルモネラ菌(4菌種) 大腸菌 |
クルクミン投与量 (mg/kg) 0,187.5,375,750,1500 投与期間 : 2週間 経口投与 |
クルクミン投与量 (mg/kg) : 0,375,750,1500 投与期間: 13週間 経口投与 |
チャイニーズハムスター肺由来細胞株験 | ラット骨髄細胞 |
結果 | 陰性 | 毒性は確認されず | 毒性は確認されず | 陰性 | 陰性 |
安全性評価試験(ヒト) | ||
試験 | 過剰摂取試験 | 長期摂取試験 |
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試験デザイン | クルクミンの許容一日摂取量*の5倍量(クルクミンとして900 mg/日), 4週間1日1回 経口摂取 | クルクミンの許容一日摂取量*, 12週間1日1回 経口摂取 |
結果 | 本試験の条件下において、セラクルミン®の安全性に問題はないことが確認された | 本試験の条件下において、セラクルミン®の安全性に問題はないことが確認された |
*クルクミンの許容一日摂取量 3mg/kg, 平均体重60kgとして算出した摂取量(クルクミンとして180mg/日)
セラクルミン®の安定性
セラクルミン®は、独自の技術(細粒化+分散加工)により、水分散性、安定性を向上させたウコン色素製剤です。
特有の苦みや風味はありません。
- 水に安定して分散するために、経時的に沈殿を生じない。
飲料などに容易に使用可能。
- 光照射試験において安定。
ペットボトルなど透明容器が使用可能。
- 95℃、120℃における耐熱性試験で、クルクミンの残存率は安定。
飲料や食品の高温殺菌条件でも使用可能。
水の分散性 他社製剤との比較
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耐光性試験
*500Langleyは夏日の日光からの紫外線量約2日分に相当
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耐熱性試験